公益法人 都市防災美化協会

TOP → ご挨拶

ご挨拶

ご挨拶

 公益財団法人 都市防災美化協会は、令和2年3月3日に設立70周年を迎えました。
 昭和25年3月3日「財団法人東都復興協会」として設立し、戦後の東京の復興と建設について、民間人も自己の問題として参画研究し、官公庁に協力して施策の具体化を図ることを事業の目的としました。
 官公庁の施政方針や社会情勢の変化に伴い、戦後の復興事業から、都市の美観・防災へと軸を移し、人工地盤を利用した屋上公園の造成及び維持管理のための将来設計、上野公園のフラワーポット、日比谷公園の花時計設置など広範な公益事業を進めました。
 昭和42年9月13日には名称を「財団法人都市防災美化協会」とあらため、時代の求める防災・美化に関する公益事業を推進するための協会として、防災・緑に関する啓蒙宣伝事業、及び美観施設事業を目的に掲げました。
 また、公益法人制度改革に伴い、平成23年4月1日に、公益財団法人の認定を受ける事が出来ました。都市の防災美化に関する、「調査・研究活動」、「印刷物の刊行活動」及び「普及・啓発活動」の事業を中心に置き活動を続けてまいりました。
 阪神淡路大震災・東日本大震災に関する報告書、いち早く取り上げた大地震の際の帰宅困難者・街路樹に関する数々の報告書など多くの方々の関心を集める事が出来ました。
 近年、私達を取り巻く経済・社会の環境は厳しく、大きな変化を求めております。特に地球温暖化対策、SDGs運動、グリーンインフラ推進など、都市の防災や美化などに関する課題でもあります。マスコミの報道などをみましても、関心を持つ都民が多いことに驚かされます。
 今後もそうした人々に対し、少しでもお役に立てるよう皆様のご支援とご指導を賜りつつ、公益事業の発展を目指し努力してまいりたいと考えております。

理事長 西口 敏之

TOP